牛乳アレルギーがある人でも食べられるヨーグルト。鮒ずし乳酸菌の「アレルノン」は免疫力を高める!
牛乳もダメ、ヨーグルトもダメ、アイスクリームもダメ
先日、大変興味深い座談会にお誘いいただきました。
牛乳アレルギーの人でも食べることができるヨーグルトがあるというのです。
私の周りには沢山の牛乳アレルギーを持った子供達がいます。
そんな子供達は、ヨーグルトもアイスクリームも食べることができません。
もともと腸内環境バランスが崩れているケースが多いのに、乳製品から乳酸菌を摂取することができないなんて。
「なにか良いものはないだろうか」と考えていたところだったのですが・・・
そんな時にご紹介いただいたのが米粉由来のヨーグルト「アレルノン」。
なんと、鮒ずしの飯(いい)から作ったヨーグルトだというのです。
これは珍しい商品です。
どんな発想からアレルノンを作ったのか?
気になりますよね。
本日は勉強会の内容から、「アレルノン」の健康効果についてお伝えしたいと思います。
アレルノンとは?
「アレルノン」とは、鮒ずしの乳酸菌と米粉を使ったヨーグルトです。
なぜ、このような特徴的なヨーグルトがなぜ生まれたかと言いますと・・・
がんにかかった開発者の八坂氏が、湖国滋賀県の伝統料理である「鮒ずし」の乳酸菌に目を付けたからです。
「鮒ずし」は古来より「薬喰い」と言われるほど免疫力を高めてくれるとう発酵食品。
しかし「鮒ずし」は独特の香りと味、そして原料であるニゴロブナの希少化による価格の高騰で万人が食べられるという食品ではありません。
そこで、ヨーグルトにするというアイデアを閃きました。
ただのヨーグルトにするのではなく、乳アレルギーを持つ人にも食べることができるようにと、近江米を使用した米粉をベースにすることにたどりつきました。
鮒ずしの乳酸菌
鮒ずしは日本古来の発酵食品として有名ですが、どんな乳酸菌が含まれているのでしょうか?
鮒ずしの飯(いい)には、ラクトバチルス属の菌種3種類が含まれます。
ラクトバチルス属とは、色々な種類がある乳酸菌のひとつ。
免疫機能へ働きかけ効果を発揮します。
ラクトバチルス属は植物性由来の乳酸菌で、食品の保存効果が高く、美味しく変化させる効果があります。
肺がんを克服した八坂社長
この「アレルノン」を開発したのは滋賀県の株式会社ヤサカの八坂正博さん。
2001年にステージ4の「肺がん」と診断され、手足が腫れ上がって病院に担ぎ込まれたそうです。
大学病院で治療を受け一命を取り留めたものの再発。
もう治療のすべはないとホスピスを紹介されたそうです。
しかし八坂さんはホスピスに入ることを拒否し、自分で治療法を探り始めました。
そこで目を付けたのが地元の郷土料理「鮒ずし」です。
鮒ずしは体には良いのだろうが、塩分が高いうえ、高価であり、体質改善のために毎日食べるのは難しい。
そこで八坂さんは鮒ずしを種菌にしてヨーグルトのようなものを作ったのです
ヨーグルトといっても牛乳はつかっておらず、米粉と水だけで作られています。
八坂さんは食事も玄米と野菜を中心にしたものに切り替え、それと鮒ずしヨーグルトを1日500g食べるようにしたそうです。
それを続けた結果、がんはなくなることはなかったものの、大きくなったり広がったりすることはなく10年以上そのままの状態で維持しているそうです。
その効果が注目を集め、今では鮒ずし由来のヨーグルトが有名になっているようです。
アレルノンのお味は?
ヨーグルトだと思って食べるとちょっとびっくりします。
「酸っぱい重湯」のような感じです。
でも慣れてくるとこの酸味が気にならなくなります。
私はメープルシロップを混ぜて子供達と食べてみました。
オリゴ糖と一緒にとるとさらに「腸内環境」に良いですよね。
びっくりすることがもうひとつ。
この「アレルノン」は生きた乳酸菌なので「受注生産」をしています。
生産から2週間置いておくと発酵が進みフタがパンパンになります。
それだけ発酵が活発ということですよね。
この「アレルノン」はアレルギーを持った子供にとても良いと思います。
特に乳アレルギーがあるという方は試してみる価値がありそうです。
アレルノンはこちら
私は「アレルノン」のドリンクバージョン「米乳百楽:べいにゅうひゃくらく」が凄く気に入りました。
酸っぱい甘酒のような感じの発酵ドリンクです。
しばらく愛飲してみたいと思いま〜す!
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