ビフィズス菌ってどんな菌?『女性には赤ちゃんのビフィズス菌です』ビフィズス菌BB+オリゴ糖
ビフィズス菌ってどんな菌?
腸内フローラからエイジングケアを考えるナースキュア代表・布施公予です。
先日、腸内フローラについてヒアリングを行いました。
ライターさんは50代の男性のAさん。
私の周りの女性は健康や美容に意識の高い方が多く、話題の中にもよく腸内フローラが上がります。そういう女性は知識も豊富で身体のことをよくご存知です。
それに比べて男性で興味関心がないタイプの人は、エっ?!こんな普通のことも知らないの?とちょっと驚かされます(本人には言えないけれど・・・)
でもその基本知識も、言葉で説明しようとすると意外にも難しいもの。
『ビフィズス菌ってどんな菌ですか?』
と聞かれた時に私は完璧な答えを用意できなかったのです。
『腸内の善玉菌で乳酸菌以上に腸に必要な菌です』
そんなありきたりの答えを聞くために、この方はわざわざ時間を割いてくれているのではないはず・・・
先日の説明だけでは、きっとご満足いただけなかったであろう。
本日はもう少しまともでちょっとだけ、ヘェ〜というような説明をしてみますね。
読んでくれるといいな、Aさん。
赤ちゃんが最初に受け取るのがビフィズス菌
まずは、乳酸菌とビフィズス菌の違い。
ビフィズス菌は乳酸菌の中の1種類に分類できるのだけれど、厳密にいうとちょっと違う。
形と生存場所が大きく異なるところです。
乳酸菌・・・糖を代謝して乳酸を産生する菌の総称。発酵食品や漬物の主要な菌であり、空気の中でも増殖し食品に酸味や風味をもたらします。代表食品は納豆、ヨーグルト、漬物、お酒など。
ビフィズス菌・・・母乳栄養時の糞便中から見出されたY字型をした菌で、腸内で糖を分解して乳酸、酢酸を作るヘテロ乳酸菌の仲間です。また、他にもビフィズス菌は葉酸などのビタミンB群を作り出します。
いきなり小難しい説明でゴメンなさい。
簡単にいうと、乳酸菌はそこらへんに生息することができ、ビフィズス菌は人の腸内のみで生きることが出来る、こんな感じです。
ビフィズス菌は酸や酸素に弱いため、商品化することが困難でした。
しかし、森永乳業が1969年に、他のビフィズス菌に比べ酸や酸素に強いビフィズス菌を商品化にすることに成功したのです。それがビフィドバクテリウム・ロンガム。
また、生きた菌と死んだ菌の違いがあるのか?というのも良く寄せられるご質問ですが、ビフィズス菌としては生きた菌でも死んでいる菌でもどちらでも腸内の善玉菌を増やしてくれるのですが、死菌は生菌に比べ商品化が容易なのでコストが抑えられるといメリットがあります。
しかし、生菌の凄いところは酢酸や乳酸を腸のなかで分泌してくれるので、ヤセ菌に必要な短鎖脂肪酸を増やしてくれるという利点があるのです。
『人には人の乳酸菌』というキャッチは有名です。
これはどういうことかといいますと・・・
人の腸内には約10種類のビフィズス菌が発見されています。
生まれ育った国、食文化などによって自分の腸に生存しているビフィズス菌は異なります。
例えば、
粉ミルクで育った乳幼児→β.breve菌
母乳で育った乳幼児→β.lonbum菌
ミルクで育てるのが主流の国ではβ.breve菌、母乳で育てるのが主流の国ではβ.lonbum菌。納豆を食べる国、ヨーグルトを食べる国、キムチを食べる国、それぞれの食文化によって引き継がれる乳酸菌やビフィズス菌は違います。
私が作ったサプリメントに選んだのがビフィドバクテリウム・ロンガム菌。母乳で育った乳児から採取したビフィズス菌です。
『人には人・・・より更に上。女性には赤ちゃんのビフィズス菌』
赤ちゃんからもらったビフィズス菌、この菌を腸に生きたまま届くことが出来るように工夫をしました。
その秘密はカプセルです。
カプセルのお話は次回にでも。
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